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『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』(キャッスルヴァニア びゃくやのコンチェルト、英題: ''Castlevania: Harmony of Dissonance'')は、コナミから2002年6月6日に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフトのアクションゲーム。 == 概要 == ゴシックホラーアクションゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズの『悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon』に続くゲームボーイアドバンスでの2作目。システムは『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』と同じ探索型アクションRPG。主人公ジュストの基本武器は鞭のみで、防具もほとんどが数値のみで分類されている。本作から欧米版タイトルの「Castlevania」が日本でもシリーズタイトルとなった(2005年作品からまた「悪魔城ドラキュラ」に戻る)。本作は開発に『月下の夜想曲』スタッフだった数人が参加しており、2001年の『悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ』(X68000版のプレイステーションへのアレンジ移植作品)からシリーズのプロデューサーとなった五十嵐孝司(IGA)プロデューサー作品としては2作目で初のオリジナル作品となった。 前作『サークル オブ ザ ムーン』が同日発売だった新機種ゲームボーイアドバンスの性能を確かめるものとなったのに対し、「ハードの限界に挑戦する」というスローガンで作られている。本作の特徴としては、『月下の夜想曲』のように2つの城を舞台としステージが広く、派手なイベントが豊富に盛り込まれ、巨大ボスキャラクターも多数出現する。しかし、容量の関係か敵の密度が低い。そのかわり、フロントダッシュやバックダッシュが初めから使えるなど、移動は速い(デフォルトの移動が走りなのもシリーズでは珍しい)。また、サブウェポン(ナイフ、斧、十字架、聖水、聖書、聖拳の6種類)と全5種類あるスペルブックとを組み合わせて強力な攻撃を行う「スペルフュージョン」というシステムがある。 『サークル オブ ザ ムーン』と比べると、画面のグラフィックが格段に明るくなった。主人公の鞭振りの攻撃モーションも俊敏になったが、ジャンプの滞空速度は遅くなった。BGMは『サークル オブ ザ ムーン』は高音質なPCM出力であったが、本作では多間接ボスなどのグラフィックにCPUの処理を割いたためか、あるいは容量の関係か、本体内蔵PSG音源がふんだんに使用されている。 クリア後のおまけ要素として、倒したボスと何度でも戦えるシリーズ初のボスラッシュモードや、ハードモード、マクシームモードが用意されており、シリーズ第1作『悪魔城ドラキュラ』の主人公シモンもおまけモードで使用できる。他に本編攻略に関係ないものとして、悪魔城の各地に散らばっている家具を収集して悪魔城のある一室に飾る要素もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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